圓瀧山光明院興禅寺といい、天台宗のお寺です。
横浜市港北区高田町にあり、853年(仁寿3年)開山しました。
立派な山門があり仁王像や六地蔵横浜七福神の福禄寿の石像など見応えがあります。
山門が真南よりわずかですが西を向いているのが気になりました。
普通は東から南の間です。
寺の外側を一周したら、東南に旧表大門跡の石碑がありました。
土地区画整理か何かが、あったのでしょうか。
詳しいことは分かりませんが、理解は出来ました。
境内には、歴史を感じさせるいろいろなものや名木古木がありました。
複数の紋も確認できました。
三諦星(さんたいせい)は天台宗の宗紋です。
笹竜胆(ささりんどう)は寺紋でしょうか。とすれば村上源氏と関係があるのでしょうか。
三つ葉葵(みつばあおい)が灯籠に着いていました。徳川または松平との関係は何かあったのか。
卍(まんじ)は正逆両方(Z向き、S向き)有りました。これは建物を左右シンメトリーにするためのデザインに思えました。
三つ巴(みつどもえ)は神社仏閣の定番です。山門の瓦にありました。ただこれも左右(時計回り、反時計回り)両方有ります。屋根の上下でデザインを使い分けたのでしょうか。
こういう色々と思いをめぐらせることができる場所が好きです。
なんにせよ、それだけ歴史があるということでしょう。